【売約済】ケンペ＆ミュンヘン・フィル／ブルックナー：交響曲第4番＆第5番　2CD

ブルックナー　2枚組
disc 1
交響曲第4番変ホ長調 WAB.104『ロマンティック』
（1878-80年第2稿 ノヴァーク版）
disc 2
交響曲第5番変ロ長調 WAB.105
（1878年 ノヴァーク版）

指揮：ルドルフ・ケンペ
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
録音：1976年1月18-21日（第4番）、1975年5月25-27日（第5番）
　：ミュンヘン、ビュルガーブロイケラー
録音方式：ステレオ（アナログ／セッション）

古今東西のブルックナー演奏のなかでも最高峰と謳われる第4番と第5番です。ケンペの揺るぎない演奏解釈とミュンヘン・フィルの美しく渋みのある音色が織り成す大名演！少しずつ現れてくる主題を絶妙にコントロールし雄大に鳴らしきり、複雑な箇所でも推進力を失うことなく旋律を歌わせ、かつ全体を見晴らしよく描き音楽を構築していく演奏です。これだけの演奏を出来る指揮者が、この２曲だけを残してこの世を去ったというは非常に残念なことだが、これだけのものを世に残せればそれで十分ではないかという気持ちにもなる希有の名演。全楽章を通じて音響に透明感がある。木管の美しさは類例がない。

管楽器を強奏するとかティンパニを強打するとか、あるいは快速テンポやじっくりテンポでもない、ごく普通の演奏です。しかし、そこから聴こえてくるのはまさにブルックナーそのもの！不思議な感じです。特に第5番の第2楽章を聴いているときには、まるでドイツの深い森の中で木々を渡る風に吹かれているような不思議な感覚になりました。ケンペのブルックナーは聴き逃せない。

低弦は少し湿り気のある重い音。金管は安定感抜群で力量がある。ミュンヘン・フィルという重量級のオーケストラを総帥するのは、シュターツカペレ・ドレスデンの首席も務めた名指揮者、ルドルフ・ケンペ。この２曲の演奏は、構成の大きさ、曲想の豊かさ、美しく気高きメロディといったブルックナーの良さを十分に引き出した名演である。

輸入盤【廃盤】盤面傷無し　17

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まいごちゃん

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